熊本市の長年の課題である交通渋滞。9つの交差点では2025年度に新たな対策が進められます。
朝の光景 “政令市ワースト”
新年度を迎えた4月1日の朝、熊本市の産業道路は渋滞していました。
青谷倫太郎アンカー「午前7時45分です。産業道路保田窪北交差点に向かう方向の車の流れが悪くなってきました」
カーナビが『700mの渋滞』を示す中、熊本市中心部から東区方面に向かう道は、ブレーキランプの赤が目立ちました。
政令市の中でワーストと言われる熊本市の交通渋滞。中でも交通量が多いのが、この保田窪北交差点です。車の列の終わりが見えません。

毎日通る人たちにとっては、もはや日常の風景。みなさん、半ばあきらめ顔です。
交差点を通る人「ひどいですね、青なのに全然進まない」
交差点を通る人「右折が多いんですよ、そこが連なって交差点をふさいじゃう」
そこで熊本市は今年度、対策を進めることにしました。
――改良の選択肢、メニューは?
熊本市交通企画課 松尾啓史さん「いま具体的な内容は検討中。車線の引き直しによる“右折レーンの拡大”を想定しています。2025年度(今年度)には取り組みたい」














