40年使用した企業ロゴも変更 その過程に密着

長年使われてきた企業ロゴも新たに制作しました。

亀井樹世さん「企業の存在価値っていうのを文章に起こして、そこの文章に出てきた言葉の中からデザインに変換できるような言葉を抽出していって」

梅月堂から連想する言葉を並べていくことでロゴデザインの発想を膨らませます。

語源や漢字の成り立ちまで調べながらアイデアフラッシュにおよそ3時間をかけました。

亀井樹世さん「(企業名の)梅を使う月を使うっていうのと、5つの信念をそこの中に入れるっていうことがこれをやって決まりました。具体的に5つの点で結ばれた三日月の梅っていうビジュアルが頭の中に浮かんできたので」

5つの信念を込めた月を円形に並べて赤色に。梅の花に見えるロゴが完成しました。

「長方形の中から三日月を作ろうと思ってやったんですけど長方形の1対ルート2の比率をここ真ん中で割るとこの中にきれいな三日月ができるということで」

「白銀比」と呼ばれる1対ルート2の比率で、日本人が美しいと感じるデザインにしています。

来店客「柔らかい(印象)になっていいんじゃないですかね」

「梅っぽい梅の花っぽい感じがありますね」

「赤で表現されているのがいいのかなって思います」

梅月堂・本田典子副社長「いろいろ約3年近く話したり、時には飲みながらとか交流を深めながら形にしていただいたっていうのと、会社は違うんですけど一社員みたいな同じチームとして梅月堂を作っていただいているなって感じがあるので本当に一緒に取り組めてよかったなと思います」

アルジュナアートディレクター・亀井樹世取締役「職人的な制作をするっていうことだけがデザインじゃないっていうことがよくわかってきたから、企業さんのスタッフと一緒にああしたいねこうしたいねって、クリエイティブしていくようなそういう空気を作っていきたい」

企業が地元に愛されるようなデザインを目指して。

アートディレクター亀井さんは使いやすさと情緒を大切に、企業と伴走しながらデザインを作り続けます。