自民党長崎県連は15日、選挙対策委員会と常任総務会を開き、衆院長崎1区の支部長として浅田眞澄美県議を党本部へ上申することを決めました。

衆院長崎1区支部長の選考を巡っては、長崎支部が協議を重ねた結果、県議会議員5期目で県連総務会長を務める浅田眞澄美氏を候補者として今月8日に長崎県連へ上申。

長崎県連は15日に開いた選挙対策委員会と常任総務会でこれを承認し、浅田氏を長崎1区支部長として党本部へ上申することを決めました。

今回の決定を受けて浅田氏は「長崎1区という選挙区はこれまで長きにわたって自民党が苦戦をしてきた選挙区であり、ここ2回の衆院選では大差で負けてきた」

「自民党は責任政党でもあり我々としても何とか議席を取りたい。私としてもしっかりその期待に応えたい」と述べました。

また、自民党長崎県連の中島浩介幹事長は「総裁選もあり、そのあとにどういう形で1区の公認が来るのかは時期的なものもあるので、2区3区も含めた上でいつ解散があるかわからないので選挙戦については早急に進めていなければならない」と述べました。

長崎県連は16日にも党本部へ上申するとしていて、党本部の判断の時期については未定だということです。

また、15日の選挙対策委員会では10月に投開票が行われる平戸市長選挙も議題に上がり、平戸支部と田平支部から1人ずつ推薦を求められたことについて、両支部間の状況が悪化することを避けるため双方とも推薦しないことを決定し、常任総務会へ報告したということです。