どこに行っても謝ってばかり…
目が合わず言葉が通じない。ひとつの事に集中するこだわりが強く、2歳のとき自閉スペクトラム症と診断されました。
癇癪も強く、散髪の時は両親2人がかりで何とか押さえつけながら、強引に切っていました。
成長とともに力が強くなってくると、寝ている間にそうっと散髪。もちろん、きれいには切れません。
美容室に行けたらと思っても、障害を理解されないことが多く、ずっと予約をためらっていました。それどころか新たな場所に行くこと自体を、避けるようになっていました。
(母・千明さん)
「ああいう子を育てていると、謝ることが多い。どこ行っても『すみません』と。美容師さんも嫌だろうという気持ちが勝っちゃう」
そんなときに知ったのが、スマイルカットでした。「赤松さんが大丈夫って声をかけてくれたから甘えさせてもらった」














