西堀ローサにあるテナントに対しては3月末までの撤退を求められていますが、移転に伴う費用の補助などはなく、オーナーや従業員には負担と不安がのしかかっています。

【衣料品店の店員】
「使わなくていいお金と言ってしまえばちょっとあれですけど、動くとなった以上は仕方ないとは思ってますが、残念ではありますけども次、頑張るしかない」

【整体うらら 畑間早恵さん】
「未だにどうなるのかわからないし、お客さんにもここどうなるのかって聞かれますし、正直本当にこのままなくなるのもったいないなっていうのと」

どのテナントもさまざまな思いを胸に、それぞれの最終日まで営業を続けます。
西堀ローサの営業終了を待たず一足早く閉店を決めたラビック。
15年間真心込めてお客に寄り添ってきた折笠さんの元には人と笑顔が集まります。

「行きに寄って、帰りに寄って、きょう2回目」
「気楽に『タオル1枚ほしい』とか、『汚れたからなんか代わりちょうだい』とかという感じで来れる気楽なお店。気さくに寄れるって言うか…」

【ラビック 折笠雄司社長】
「多分、タオルはそんなに要るものじゃないと思うんですけど、気にかけて買ってくれたんじゃないかなと思って」

同じローサのテナント店員からはこんなプレゼントも… ハンドパンの演奏です。

【ゆずりは 土屋和代さん】
「折笠さんに愛を込めました。次も会いましょう。お元気で」