検証の結果は…

そして26日午後、きのうから現場に止められていた事故車両は上熊本の工場へ。その後、現場で行われたのは、事故を再現する検証でした。
レールにオイルのようなものが付着したままの状態で車両を走らせ、事故車両と同じ時速27キロで緊急ブレーキをかけました。

数回行われた検証では、事故車両より約10メートル手前で停止できたということです。
熊本市交通局は、安全な距離で停止できることが確認できれば、現在、運行を見合わせている区間で試験走行を行い、きょう(26日)中にも全線での運行再開を目指すとしています。

あす(27日)以降は事故車両の点検やレールに付着したオイルのようなものの成分の分析を進める方針です。