3月25日、熊本市電が停車していた車両に追突した事故を受け、きょう(26日)、国の運輸安全委員会の事故調査官が現場に入りました。
記者「運輸安全委員会の調査官が今、現場にやってきました。これからきのう発生した事故の調査が行われます」

この事故は25日午前8時半ごろ、熊本市中央区の熊本城・市役所前電停で、停車していた車両に後から来た車両が追突したもので、乗客2人が骨を折るなどし7人が病院に運ばれました。

熊本市交通局によりますと、追突した車両の運転士は適切なブレーキ操作をしたものの、十分にブレーキが利かなかったと言うことです。
一方、その後の点検で電停手前のレールに数十メートルにわたって、オイルのようなものが付着しているのが確認されたということで、市交通局はこれがブレーキに影響を及ぼしたおそれもあるとみています。
運輸安全委員会の事故調査官は「予断を持たずに調査にあたる」としています。