震災から3日後の3月14日、はまなす亭は、被害の少なかった2号店で営業を再開しました。
その翌年の3月には被災した店の近くの防潮堤の陸側にプレハブで本店を再建します。

多くの人が待ち望んだ復活です。

(お客さん)
「(店が再開して)本当にうれしかったです。それに尽きると思います」
震災の被害を伝えるため、本店は今もプレハブのままで営業を続けています。
店内には津波の大きさを伝える写真も。

庭さんの長女の衣津子さんは、4年前に店を継ぐためアルバイトとして働き始め、現在は運営会社の代表を務めています。
店を再建した庭さん譲りの行動派ではまなす亭は現在、食堂以外にも新たな事業に挑戦しています。