同じサイズだと“1500円でも利益出ず” 屋台の価格に異変

井上キャスター:
事業者側も大変です。
屋台のイカ焼きですが、都内に出店しているある屋台では、以前は500円だったところ、2025年は1000円に値上げをしたそうです。
2024年は1200円で販売していましたが、イカの不漁や価格高騰で、同じサイズだと1500円でも利益が出ず、小さめのサイズにして1000円で販売しているということです。
また、屋台グルメ特有の値上げもあります。

焼きそばを都内に出店しているある屋台では、以前より100円アップの600円にしているそうです。
「我々の業界は少しずつ値上げが難しい」と店員は話します。
そこには“釣り銭問題”があって、値上げは100円単位にするしかないので、何とか500円で頑張っていましたが、100円上げて600円ということにしているようです。
「値上げする代わりに、今まで平らだったものを山盛りにして提供している」と話していました。
ホラン千秋キャスター:
お花見も、お祭りも、いい香りにつられて買ったりしますが、値段を見て驚くことが増えました。
元競泳日本代表 松田丈志さん:
雰囲気もあるので、食べたい気持ちはあります。我が家では、おにぎりなどを握って持って行き、何かおかずになりそうなものを買ったりしています。
あとは、子どもに金額を決めさせて、その中で買わせるなど工夫しながら楽しみたいです。
いろいろ食べたいので、少し小さくするのはいいと思います。