2019年、高知市の下田川(しもだがわ)で当時、小学2年生の男子児童が溺れて死亡した事故について、第三者委員会が4回目の会議を開きました。

2019年8月、当時小学2年生だった岡林優空(おかばやし・ひなた)くんが自宅近くの下田川で溺れて死亡しました。警察は「事故」と判断しています。

2025年に入ってからは特別支援教育の大学教授や臨床心理士などによる第三者員会が開催されていて、これまでにヒアリング対象者の選定方法などについて議論していきました。

22日は4回目の会議が開かれ、優空くんが通っていた小学校の校区、南国市稲生(いなぶ)地区のおよそ700世帯に優空くんに関する情報提供を依頼する方針を固めました。

▼第三者委員会・曽我智史委員長
「文書自体は早くて4月上旬ころに郵送差し上げる形になると思いますので、受け取られた世帯の方々におかれましてはぜひ情報提供にご協力いただきたい」

次回の委員会は4月中旬に開かれる予定です。