1日も早い「鎮火」を

仙台市消防局 中條圭消防司令補:
「1日も早く鎮火に持っていって、我々がこの地域から姿を消すというと、おかしいが、消防車はこんなに見えない日々が来ることが、この辺の住民の方々にとっての本当の安心なのかなと思っています」

大船渡市によりますと、山林火災では、これまでにおよそ2900ヘクタールが焼失し1人が死亡、家や作業場など210棟が被災しました。緊急消防援助隊は地上での活動を終えましたが仙台市消防局などは引き続きヘリコプターを出して完全に再燃の恐れが無くなったことを指す「鎮火」の確認を進めています。現場では赤外線カメラを使って上空から熱源の確認が行われているということです。一方で、被災した人たちの生活の再建も始まっています。