一方で、ここ1週間の感染者を年代別で見てみますと、およそ9割が10代もしくは10歳未満と若い人の間で広がっていることが分かります。こばやし内科クリニックでも今年9人の感染者が確認されていますが、その半数は10代です。

こばやし内科クリニック 小林義昭院長
「『他の医者に行ったんだけども治りませんでした』とか『急に発作的に出て落ち着くまで出続ける、吐きそうになる』とか強いせきを訴えます」

そして、百日せきに感染していることに気づかず、周りにうつすことが多いといいます。

こばやし内科クリニック 小林義昭院長
「風邪を引いた後、せきが続いて3週間も続くようだったら受診された方がいいです」

予防には、手洗い、うがいやマスクの着用など基本的な感染対策が効果的だということです。