■なかやまきんに君の「心配性の性格をポジティブに変える方法」とは

この日の授業ではさらに、心の持ち方についての質問も。「一生のうちに会いたかったのが池上彰先生、林修先生、そして、なかやまきんに君」と話すほど、きんに君を尊敬する土屋が「私、わりと心配性なんです。(考え方を)ポジティブに変えられる方法を教えてもらえたら」と質問した。
すると「僕も、心配になることもネガティブになることもあります。他人と比べてしまうということは誰しもあるじゃないですか。比べるなと言っても、絶対比べてしまう」と語り始めたきんに君。「そういう時、『自分の苦手な点と、相手の優れた点を比べない』ことは意識しています」と持論を展開した。
そんなきんに君が提唱する“誰でもポジティブなれる方法”が、きんに君オリジナルの「ブロッコリー法」だ。この15年ほど、ゆでたブロッコリーに塩をかけたものなどまったく同じメニューを毎朝食べている、というきんに君。「今日だって主演女優の方、人気アイドルの方、金メダリストの方、こんなすごいメンバーの前ですけど、15年間毎日、朝からブロッコリー行けるのは自分だけだろう、と。自分の心さえ納得すればそれでいいので、皆さんの中のブロッコリーをぜひ探していただきたい」と、どんな小さなことでも“自分にしかできないこと”“自分だけが継続できていること”を探し、それを自信にしてポジティブなマインドを作る自己肯定感アップ法を解説した。