防犯カメラではなく…「AIを使ったレーザー発射装置」も

さらに建物の外壁に取り付けられた機器、これは防犯カメラではありません。

(浮野養鶏 山田和宏 社長)
「AIを使ったレーザー発射装置」

鶏舎に接近した野鳥に自動でレーザーを照射して追い払う最新機器も導入しました。これだけ感染対策をしても、なお不安だと言います。

(浮野養鶏 山田和宏 社長)
「常滑で、たくさんの同業者が(鳥インフルエンザの)被害を受けた。あすはわが身という感覚がある。普段以上に神経を使わざるを得ない」

ことし1月2日、常滑市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生したのを皮切りに、周辺の合わせて13農場で相次いで感染が確認されました。殺処分されたニワトリとウズラの数は愛知県内では過去最多の約187万羽。

周辺農場への出荷などの制限は全て解除されましたが、心配なのはあまりに大量の殺処分で卵の供給量が減り、価格が高騰することです。