会場では、怒りの声も…


島根大学医学部では3月、解剖の実習などのために提供を受けた50人の献体について、防腐処理などを行わず不適切に保管していたことが発覚。翌月に記者会見を開きました。

大学側は献体希望者に改めて謝罪しましたが、会場では怒りの声が上がりました。 

有終会の会員
「きょうは医学部長、病院長は出ているけど島大の学長はどこにおるんだと。最高責任者が出てこないんですよ」

島根大学医学部では4月から献体の管理状況などをチェックする学内の機関を設置し再発防止に努めていますが、今後、献体希望者の団体員など外部の構成員も加える方針だとしました。