東日本大震災の発生から14年。当時、多くの「避難所」が開設されましたが、備蓄やプライバシーの配慮などが課題となりました。大規模災害時の「避難所」の運営等について、宮城県内の自治体の現状を取材しました。
東日本大震災 当時の避難所は…?
震災発生2日後、仙台市内の避難所の様子です。床にブルーシートを敷き、パイプ椅子を並べただけ。プライベートを確保する仕切りもありません。国は震災当時の避難所について「設備や備蓄が十分に備わっていなかった」と総括しています。

14年が経ち、避難所の環境は改善されたのでしょうか。tbcでは県内の全35市町村に「指定避難所」に関するアンケートを行い、すべての市町村から回答を得ました。