物価高にも負けない、地元民に愛されるご当地スーパー。今や、観光の目的地の一つになるほど人気になっています。その根強い人気の秘密に迫ります。
総菜・弁当が日本一 ご当地スーパー 福島スーパー「マルト」
山内あゆキャスター:
福島県(いわき市)や茨城県(北茨城市)などに37店舗を展開するスーパー「マルト」は、総菜やお弁当が充実しているということです。
「ファベックス 惣菜・べんとうグランプリ2025」というコンテストで2年連続 最多受賞するなど、市民の台所となっています。

金賞を受賞した『びっくり!!大きな穴子天丼(647円)』は、幅約30cmもあるお弁当箱に地元産のお米と大きな穴子天が入っています。

郷土料理をアレンジした総菜も受賞をしています。
奨励賞を受賞した『さんまのポーポー揚げ(100g 323円)』は、郷土料理の「さんまのポーポー焼き(さんまのすり身にショウガなどを混ぜてハンバーグ状にしたもの)」を揚げたものです。
入賞した『赤魚の揚げびたし(389円)』は、郷土料理の「カツオの揚げびたし」をアレンジし、赤魚を使っています。

東京大学 斎藤幸平 准教授:
ドイツでは週に1、2回、“地域密着市場”というものがあり、地元の農家の方や魚屋さんが屋台で販売をしています。
スーパーでは売っていない珍しい魚や、季節の野菜やフルーツを買うことができるので、ドイツの人はこのような市場で楽しんでいるんだなと感じます。