《ケース2》
また、県内の70代男性は去年10月中旬、“台湾人と日本人のハーフ”という人物から友達申請のメッセージを受け、やり取りを続けているうちに、親近感を抱きました。
「国際通貨取引管理を学ぶのが好き」というこの人物に影響を受けた男性が、国際通貨取引に興味があることを伝えると、「取引について教えてあげるが、2人のことや取引のことを他人に言わないで」などと口止めをされました。
その後、男性は、この人物から紹介された偽の通貨取引アプリをインストールし、指示された口座に現金を送金。アプリ上に利益が表示されたことなどから信用し、去年11月中旬から今年2月下旬に11回にわたって、合わせておよそ1200万円を振り込み、だまし取られたということです。
県警は、会ったこともない相手からの現金の要求やもうけ話は詐欺を疑い、警察や家族に必ず相談するよう呼びかけています。また、国際電話不取扱受付センター(0120-210-364)に申し込むと、国際電話からの着信を拒否することができます。