製造する大手メーカーのメリットは?

熊崎キャスター:
どうやってPB商品が作られているかというと、商品やブランドにもよりますが、実は大手メーカーが製造しているケースがかなり多いんだそうです。

例えば、トップバリュ(イオン)の「コクとキレのしょうゆヌードル(参考価格 116円)」は東日本明星のグループ会社が製造しています。

また、「プレミアム生ビール(参考価格 173円)」はサッポロビールが製造しています。

セブンプレミアムの「蒙古タンメン中本辛旨味噌(259円)」は日清食品が製造していて、「ルイボスティー 600ml(108円)」はキリンビバレッジが製造しています。

ナショナルブランドで作られているので、当然クオリティも高いということなんですね。

PBを展開する企業だけではなく、製造する大手メーカーにもメリットがあります。

▼在庫の管理が不要
▼広告・宣伝費用が不要
▼開発コストが不要 など

スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
PB商品を出す側は消費者のニーズもわかっているので、コストカットもできますよね。