物価高の強い味方「プライベートブランド」の進化が止まりません。お得な商品を調査しました。
進化するプライベートブランド “安いのに高品質”なのはなぜ?
熊崎風斗キャスター:
イオンが展開するPB(プライベートブランド)の新商品の一部をご用意しました。

「冷凍してそのまま使える スライスきゅうり(参考価格 213円)」
水分量が多く、冷凍保存が難しいとされていたが、急速冷凍技術の向上で品質的な面も解消され商品化されました。

「レンジで焼きたて餃子(参考価格 213円)」
レンジで温めるだけで焼きたてのような「焼き目」がつく餃子が出来上がります。
さまざまな企業が参入しているPBですが、こんなアンケートがあります。(アイブリッジ「PB商品についての調査」より 対象:15歳以上の1000人 去年12月実施)

【PBを購入する理由】
1位「価格が安いから」
2位「メーカー商品に劣らない品質だから」
3位「おいしいから」
「安さ」ゆえに、SNS上では「PB商品って安すぎないか」、「安すぎて不安になる…」というような声もあります。

PB商品はなぜ安いのか、経営コンサルタントの坂口考則さんに伺うと…
▼広告費が少ない
▼パッケージ費などを削減
▼卸売業者へのマージンなし
確かに、パッケージはシンプルなデザインが多いなという印象があります。
さらに坂口さんは、「安いのに品質はナショナルブランドと同等かそれ以上」と話していました。「安くて低品質」ではなく、「安くて高品質」なのが今の特徴だということなんです。

6日のイオンの新商品発表会でも、自信のあらわれなのか、「イオンのPBの食パン」と「某有名メーカーの食パン」を商品名を伏せた状態で食べ比べできるコーナーがありました。