”議会が手順を間違ったことが混乱の元凶”
一連の出来事を時系列に沿って改めて見ていきます。
去年3月:「7つの疑惑」の告発文書が出される
6月:百条委員会を設置
9月12日:弁護士による第三者委員会が発足
9月19日:全会一致で不信任決議
11月:兵庫県知事選で斎藤知事が再選
今年3月4日:百条委が調査報告書を公表
林紀行教授は「議会が手順を間違ったことが混乱の元凶ではないか」と指摘しています。本来ならば百条委員会が調査・事実認定をして、その事実認定をもとに県議会が知事の進退を問い、不信任案を提出するかどうかなどの判断をすべきでした。しかし、実際には百条委員会の調査途中で「議会の停滞」を理由に不信任案が可決されました。