地元ブランドがなくなる衝撃です。75年の歴史を誇る「飛騨牛乳」。製造販売する組合が解散することになり「困った」という声が聞こえてきました。物価高騰も追い打ちとなったようです。

「いただきます」

先月28日の岐阜県高山市立花里小学校。小学校の給食の時間、子どもたちが飲んでいるのは地域ブランド「飛騨牛乳」です。

(児童)「おいしいです」「濃厚」「クリーミーな感じでうまいです」

高山市や下呂市など飛騨地方の小中学校の給食でも、子どもたちには当たり前の「飛騨牛乳」。75年の歴史があり、飛騨地方のみならず関東・関西、北陸や四国など全国各地に販路を拡大してきました。しかし、とある理由で姿を消すことになったのです。