特産品のカキに復興への願いを込めて、1日石川県穴水町では「かきまつり」のイベントが行われ、大勢の人たちが旬の味覚を楽しみました。


穴水町で毎年開催されてきた「雪中ジャンボかきまつり」は、会場のあすなろ広場が震災による災害廃棄物の仮置き場となっているため今年も中止となり、代わりのイベントとして仮設商店街「あなみずスマイルマルシェ」の前で、商店街とコラボした「復興にぎわいかきまつり」が行われました。

訪れた人は用意されたおよそ6000個のカキを炭火で焼くなどして、能登の味覚に舌鼓を打っていました。

訪れた人は…
「美味しいです。本当に美味しいです、楽しみで来ましたから」
(雪中ジャンボは?)「来てました。少しでも能登の復興に繋がればと思って来ました」
穴水町観光物産協会・坂谷吉春会長
「町内の方、町外の方の顔を見るとね嬉しい。出店している店も14店舗あるんですけど、みんな嬉しそうな顔して出店してくれて嬉しい」

穴水町の飲食店では、カキづくしの料理を楽しめる「まいもんまつり冬の陣かきまつり」をゴールデンウィークまで開催していて、観光需要を取り戻すため「今行ける能登」を広くアピールしています。