関東地方を中心に頻発した広域強盗事件や特殊詐欺などの元凶とされる「闇バイト」。安易な気持ちで犯行に関わる危険性を若い世代に知ってもらおうと、金沢市の高校で10日、疑似体験ゲームを活用した特別授業が行われました。
SNSの甘い誘いに潜む罠を体験

生徒が体験するのはSNS上での求人情報に応募し、犯罪に加担させられる、いわゆる「闇バイト」の疑似体験ゲームです。金沢龍谷高校で開かれたこの特別授業は、闇バイトに誘う手口などを知り、犯罪に加担しないための正しい対処能力を身に着けてもらおうと、県警が企画しました。
生徒は謎解き形式で進行するゲーム「レイの失踪」を使って、悪徳リクルーターによる勧誘や脅しを疑似的に体験し、犯罪に巻き込まれる人の心理やSNSで気を付けるべきポイントなどを学びました。














