バス車内は土足厳禁!?運賃は“グリーン車並み”の高級夜行バス

 そこで、社名を覚えてもらうためにインパクトのある車両が開発されてきました。奈良交通のドリームスリーパー号もそのひとつです。いったいどんなバスなのか見せていただきました。取材班がバス車内に入ろうとすると…

 (奈良交通・犬賀雄志さん)「ちょっと待ってください!実は土足厳禁なんです」

 なんと、スリッパに履き替え乗車。車内に入ると、扉付きの完全個室が11席。ゆったりとした電動リクライニングシートも。

 (犬賀雄志さん)「何をしていただいても大丈夫です。食事もとっていただいて大丈夫です」
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 奈良から大阪を経由して東京まで約9時間。車内には独立したパウダールームを設置。歯ブラシなどホテルのようなアメニティーや専用のウエアもあり快適に過ごすことができます。運賃は新幹線のグリーン車並みの1万8000円~2万円です。

 (犬賀雄志さん)「11席ということで、もちろんたくさん座席があった方が効率はいいんですけれども、今までにない快適な車両、移動空間を提供するということで、ドリームスリーパー号が有名になることで、他の奈良交通の高速バスや奈良交通自体の認知度が上がる効果もあるのかなと思っています」

 毎週、金曜と土曜日に運行していて1か月先まで予約はほぼ埋まっているといいます。
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 どんな人が乗っているのか?ドリームスリーパー号の乗客に話を聞いてみました。

 「値段は高いんですけど、1回乗ってみたいなと思って(予約を)取りました」
 「娘の卒業旅行で、親子でちょっとリッチなバスに乗ろうかと思って」

 奈良交通は新しい顧客の獲得に成功しています。ただ、豪華なバスは収益性が低い車両も多く現在は、運転手不足などで厳しい環境の時代になっています。