今や世界で10億台 「防カメ映像」流出も…
今や世界で10億台ともいわれあらゆる場所に存在する防犯カメラ。
しかし、知らない内に映像が流出している事実も。

10年ほど前から注目されるようになったロシアのWebサイト「インセカム」。
そこでは世界各地の防犯カメラの映像が公開されています。
ウクライナの店ではパソコンに向かう店員の姿が映っています。

アメリカではプール付きのドッグランなのか、走り回る犬が。

そして、日本でも。東京の回転すし店ではカウンターで食事を楽しむ男女。


こちらは神戸。オフィスで男性が黙々と仕事をしています。
実際にはモザイク処理もされず、そのままの映像が流れています。

防犯カメラはリモートで見られるようWebに繋いでいることが多い一方、パスワードが設定されないとこうして誰でも見ることができてしまうのです。
インセカムはその問題提起にもつながり映像が流出するカメラは年々減っていて、日本でもこの7年で4分の1になっています。

治安の維持に役立つ一方、プライバシー侵害のリスクもある防犯カメラ。
「光」と「影」の両面がありますが、今後もあらゆる場所で増え続けることは間違いないといえます。