秋を彩るコスモスが大分県内各地の名所で咲き誇り、多くの家族連れでにぎわいを見せています。

大分県内有数のコスモスの名所、中津市三光では今シーズンのコスモス園が9日、開園しました。休耕田を利用して植えられたコスモスはおよそ2500万本。西日本最大級のコスモス園とあって、あいにくの空模様にもかかわらず家族連れなどでにぎわっていました。


(訪れた人)「埼玉県から来たが、こんなに一面にコスモスが咲いているのは見たことがないのでとてもワクワクしました」「コスモスはピンク色のイメージしかなかったが来てみて白もあったのでとてもきれいと思った」

開園期間中は、地元の特産品販売や飲食を楽しめるコスモスマルシェがオープン。また、毎年人気のコスモスの摘み取り体験も実施していて、1回300円で持ち帰ることができます。

(三光コスモスPRパーソン・噌西佑斗さん)「今年は例年よりも早くもう見ごろのコスモスの咲きとなっています。いっぱい遊ぶところがあります。ぜひ良い思い出に足を運んでみてください」

三光コスモス園は10月30日まで開園。行楽の秋を満喫できそうです。

(井口リポ)「臼杵市にある国宝臼杵石仏のすぐ目の前にもコスモス畑が広がっています。これから見ごろのピークを迎えそうです」

臼杵市の臼杵石仏公園のコスモス畑。地元の有志によって手入れされたコスモスはいま5割ほど咲き進んでいます。3年ほど前から畑の中に通路を設け、コスモスの真ん中で写真が撮れるように工夫しています。


(観光客)
「たまたま立ち寄ったがすごくきれいでびっくりした」「(石仏)からちょうど見えたので少し寄ってみました昔話に出てくるようなまちの感じでとても良かった」

(もみじの会・草刈俊一さん)「国宝ですのでお客さんが来られた時に美しい村ですねって言われたいと思ってお客さんに喜んでもらうのが一番大切」

一方こちらは、大分市大在地区の大野川河川敷。コスモスはまだ1割ほどしか咲いていません。

(大在コスモスふれあい広場実行委員会・岡崎清さん)「つぼみがずいぶん出てますので今月20日すぎには7割くらい咲くのではないか、それからが見ごろ」

大野川河川敷のおよそ20万本のコスモスの見ごろは今月20日以降。11月上旬まで楽しめそうです。