福島のソウルフード「凍天」とは? 1年間試行錯誤で冷凍食品化

良原キャスター:
“福島のソウルフード”「凍天(しみてん)」も冷凍食品になりました。福島・凍天処「木乃幡」の冷凍食品「凍天(270円)」です。
そもそも凍天とはどんなものなのでしょうか。
福島には「凍み餅」というお餅の保存食があるのですが、その凍み餅にドーナツ生地をまとわせて油で揚げたものがローカルフード「凍天」です。
元々は凍天処「木乃幡」ではない会社が製造・販売をしていましたが、倒産。「この味を引き継ぎたい」と引き継ぎ、冷食化したということです。
冷凍すると揚げたてのふわふわ感が出ないということで、1年間試行錯誤し、「-24℃の急速冷凍」でふわふわ感を実現することができたそうです。
「凍天」を食べたスタッフによると、アメリカンドッグのような食感だったということです。
今後の冷凍食品の「新トレンド」は?
良原キャスター:
今後の冷凍食品の「新トレンド」について、冷凍食品ジャーナリストの山本純子さんは「各メーカー、低糖質・高たんぱくなど健康志向の冷食開発を進めています」としています。

▼ニチレイフーズ 3月発売
「鶏と豚ひき肉のキーマカレー」
1食あたり29.4gと高たんぱく
▼マルハニチロの
「おいしく減塩 ひじき煮ごまあえきんぴら」
従来品より30%減塩
元競泳日本代表 松田丈志さん:
1食で40gほどがたんぱく質の吸収ができる上限といわれているので、29gとることができれば十分です。
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<プロフィール>
松田丈志さん
元競泳日本代表 五輪4大会出場 4個のメダル獲得
JOC理事 宮崎県出身3児の父