その後、国内の製薬会社を回っても協力は得られない中、去年、いくつかの海外の会社から声がかかりました。
東北大学大学院医学系研究科細胞組織学分野・出澤真理教授「このまま日本で特許を持っていても飼い殺しになってしまう。何も動かずゼロのまま。だけど海外に出せば誰かは救える。」
海外で実績を出せば、いずれは日本人を救うことにもつながると今は期待を持っています。

東北大学大学院医学系研究科細胞組織学分野・出澤真理教授「(海外での開発は)ものすごいスピードで進んでいると思います。海外に行けばMuse細胞の投与は可能だと思う。そういう意味でもまずは海外に拠点を作ることは重要。」