江戸時代に創業した仙台市内の老舗酒蔵「森民酒造本家」が資金繰りの悪化により事業を停止し、自己破産申請の準備に入りました。

民間の信用調査会社東京商工リサーチ東北支社によりますと、自己破産申請の準備に入ったのは仙台市若林区荒町の森民酒造本家は、江戸時代の1849年に創業し、若林区の荒町商店街に酒蔵を構えて甘酒などを提供するカフェも併設されていましたが、2025年11月から休業していました。

近く住む人:
「きょう初めて聞きました。(カフェだけでなく)酒蔵までやめるとは知らなかった」

近くに住む人:
「自分も飲食店なので、他人事ではない。歴史があるお店だからさみしいですね」

近くに住む人:
「カフェを利用してたんです。リタイアしてからの楽しみだったのがね、どうしようと思うくらい残念」

森民酒造本家は、日本酒「森乃菊川」を主力商品に例年約1億円の売上を上げていました。

しかし、2011年の東日本大震災で酒蔵が損傷し、酒造りの休止を余儀なくされました。

その後、2021年に酒造りを再開しましたが、出来上がった酒の量が想定の半分ほどに留まったことなどから資金繰りが悪化し、2025年11月に事業を停止して自己破産申請の準備に入りました。

負債額は12月末時点で少なくとも2億円に上るということです。