20日、青森市の酸ケ湯では12年ぶりに積雪が5メートルを超えました。各地で大雪をもたらしている寒波。再びのピークが3連休を直撃です。

酸ケ湯で12年ぶり5m超の積雪 さらに積雪増える見込み

上村彩子キャスター:
これからの雪の見通しは、どうなりそうでしょうか?

小野裕子 気象予報士:
まだまだ長期間にわたって雪が続いていきそうです。

21日は一旦寒波が弱まるタイミングで、広い範囲での大雪はなさそうですが、青森や秋田周辺、北陸から山陰にかけては風のぶつかり合いによって雪雲が流れ込みやすい状況となります。

局地的に雪が強まるところもあり、21日の夕方にかけては多いところで60cmほどの雪が降るおそれがあります。

これまでにかなりの雪が積もっていて、多いところでは平年の2~3倍ほどの地域もあります。

20日午後4時までの日最深積雪は、▼酸ケ湯(青森)で509cm(16:00)、▼津南(新潟)で374cm(10:00)、▼肘折(山形)で319cm(14:00)、▼藤原(群馬)で289cm(6:00)、▼白川(岐阜)で282cm(5:00)。

特に青森県の酸ケ湯では12年ぶりに5mを超える積雪となり、記録的な大雪となっています。

井上貴博キャスター:
これまで雪が降り続いていますが、この状況はまだ続くのでしょうか。

小野 気象予報士:
さらに積雪が増えてきそうです。

歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
酸ケ湯でも12年ぶりに5m超えということですし、(雪に)慣れている地域の人ももちろんですが、慣れていない地域の人が雪の降っている場所に行かざるを得ないときに、運転や一酸化炭素中毒など命に関わることもあるので心配です。しっかり知識を持って行ってほしいと思います。