新たな視点と独自取材でお伝えする「eyes23」。ミャンマーで日本人を含む外国人が監禁され、特殊詐欺に加担させられている問題です。私たちは複数の拠点を突き止め、現地に向かいました。そして、国境での取材を進めると日本の準暴力団の影も浮かび上がってきました。
「木の後ろにスナイパー」ミャンマーとタイの国境地帯で何が?
川を挟んでミャンマーと国境を接する、タイ西部・ターク県。
国境周辺のミャンマー側に点在しているという詐欺集団の拠点では、今、多くの外国人が監禁され、特殊詐欺を強要されているといいます。

タイ警察幹部によると、その数は1万人以上。中には日本人も20人以上いるとされていて、日本の高校生が監禁されていたこともわかっています。
私たちは、その詐欺拠点に向かいました。すると、カジノリゾートのようなきらびやかなビル群が。

記者
「向こう側に派手なネオンの建物がありまして、ひとつの都市が作られているような感じです」
ここが、外国人を監禁している拠点のひとつとされています。