勝利の方程式はあるのか?「数字」が物語るもの
過去3年のAクラスチームの共通点は2つあった。1つは規定投球回をクリアした投手が最低1人いること。
そして、前年は戦力になっていなかった投手の台頭である。
これには2種類あり、復活とブレイクがある。復活とは過去に活躍した投手の貢献。ブレイクとは新人や外国人、入団数年の若手の貢献だ。
去年、優勝の巨人では前年4勝の菅野智之が15勝と復活を遂げた。
また、プロ4年間で通算1勝の井上温大が先発で8勝とブレイク。
2位の阪神も前年1勝のジェレミー・ビーズリーが8勝し、ケガで2年間登板なしの高橋遥人が4勝と復活した。
3位のDeNAはアンドレ・ジャクソンが規定投球回を投げて8勝、アンソニー・ケイが6勝と新外国人が当たった。
今年の中日に規定投球回クリア投手、復活投手、ブレイク投手はいるのか。
沖縄キャンプを取材したCBC野球解説者吉見一起氏に聞いた。