報徳学園vs関西学院 兵庫のライバル同士が激突
同じ時間、隣のユニバー記念競技場で行われた第1試合では、兵庫県大会を優勝して、この大会は2回戦から登場の報徳学園が、1回戦は光泉カトリック(滋賀)に苦戦しながらも勝利した同じ兵庫県のライバル・関西学院を迎え撃ちました。
兵庫県大会では、報徳学園のバックス陣のスピードと決定力が目立った両チームの激突。前半は、その報徳学園がペースを握ります。開始8分にWTB村田一眞選手の巧みなランニングで先制のトライを奪うと、7対7と同点にされた25分にも再び報徳学園らしい高いハンドリング技術をベースとしたスピーディーな展開から村田選手がトライ。さらに前半終了間際にはFWでトライを奪って17対7と10点のリードで折り返します。
一方、安藤昌宏監督が「兵庫県(新人)大会で敗れてから、自分たちに何が足りないか課題を徹底的に見つめなおして取り組んできた」と語った関西学院。後半に入ると、前にしっかり出るディフェンスで報徳学園に追加点を許しません。そして16分、一人一人が丁寧にボールをつなぎながら走り続けて攻め続ける攻撃で得点に結びつけます。最後はWTB濱田啓太選手がトライし、17対12と5点差に詰め寄りました。














