■19日(水)は札幌周辺でも大雪か
《北海道の大雪シミュレーション》
北海道でも局地的な大雪に注意が必要となります。
19日(水)は、活発な雪雲が留萌周辺や石狩湾周辺に集中して流れ込む見込みです。

札幌でも19日(水)は、1日を通して雪が降りやすく、平地で10センチから20センチ、手稲区や西区、南区の山沿いの地域で30センチ前後の大雪となる恐れがあります。

千歳市方面も雪や風の強まる時間があり、鉄道や空の便など交通への影響が出る可能性があります。

今後の気象や交通情報に注意し、お出かけの際は早めの準備を心がけるとよさそうです。

また、札幌の19日(水)の予想最高気温は0度の予想で、湿った重たい雪が降り積もりそうです。

雪かきの際はしっかり準備体操をするなど身体を痛めないよう気を付けて下さい。

なお、札幌の雪のピークは19日(水)となりますが、その後も24日(月)頃にかけて雪の降る日が続く見込みで、積雪が増えていきそうです。

■オホーツクの流氷、接岸範囲広がる
17日(月)は網走市で平年よりも13日遅い流氷接岸初日となるなど、遅めの流氷シーズンとなっているオホーツク海側ですが、今週は北風が吹きやすく、流氷の接岸する範囲が広がり、氷の厚みも増していきそうです。

オホーツク海側では22日(土)から24日(月)にかけての連休中は天気が荒れることはなく、観光日和となりそうです。

ただ、今週末のオホーツク海側は最高気温でも-4度前後、最低気温は内陸で-20度くらいまで下がるなど寒さが非常に厳しくなるため、万全の防寒を心がけて下さい。

◇HBCウェザーセンター:篠田勇弥気象予報士