ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏が刑務所で死亡してから16日で1年となり、モスクワの墓にはナワリヌイ氏の両親や支持者らが追悼に訪れました。
モスクワにあるナワリヌイ氏の墓には16日朝から支持者のほか、アメリカやヨーロッパ各国の大使らが次々と訪れ、献花を行いました。
午後にはナワリヌイ氏の両親も訪れ、追悼集会に参加しました。
ナワリヌイ氏の母親
「ここに来てくれた方たちがロシアで最も素晴らしい人たちと信じています。これが愛国心です」
支持者
「彼がしたことは何一つ無駄ではありませんでした」
「われわれは無力で、この国を支配している悪に立ち向かうことはできないという絶望を感じています」
ナワリヌイ氏はプーチン政権を厳しく批判してきましたが、去年2月に収監先の北極圏の刑務所で死亡。当局は死因を「自然死」としていますが、妻ユリアさんは殺害されたと主張しています。
先月にはナワリヌイ氏を支援した弁護士3人に対し、「過激活動」に参加したとして有罪判決が言い渡されるなど、政権側は批判を封じ込める強権的な姿勢を崩していません。
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