新潟市中央区で不妊治療などを専門とするARTクリニック白山の荒川院長によりますと、1回当たりの自己負担額は一般不妊治療ではおよそ8千円、対外受精では20万円ほどです。

「年に数回治療する人など、とても足りない…」

新潟県内の市町村では三条市が、特定不妊治療費と一般不妊治療の自己負担分を全額補助するなどしており、より内容を手厚くすべきと荒川医師は話していました。

8年連続の収支均衡となった新潟市の予算ですが、中原八一市長は財政状況については「楽観できる状態ではない」としていて、余剰金を着実に積み立てるなどしていくとしています。