広島県福山市は13日、子育て世帯や若者の支援の一体的施設「ネウボラセンター」の整備費などを盛り込んだ、2025年度当初予算案を発表しました。

福山市の当初予算案は、一般会計が1998億3000万円で過去最大となりました。

福山市 枝広直幹市長
「特に力を入れたのがネウボラ関連です」

育児、若者支援の相談機能や不登校生徒らの居場所づくりなどを担う「ネウボラセンター」の整備に2億805万円を計上しました。

センターは8月に開設予定で場所はJR福山駅周辺で最終調整中です。関連部署の一部が集約され、2026年4月から本格稼働します。

1988年に開館し空調設備などが老朽化するふくやま美術館の改修にも乗り出します。基本構想の策定経費に1304万円を計上しました。委員会を設け各部屋の用途や規模などを検討し、2028年度に着工、2年後に開館します。