社会は「索引」を活用すべし
まず「教科書の読み込み」をしてほしいです。地理・歴史・公民いずれも教科書に書いてあることが出題されます。できれば声に出して「音読」するのがいいですね。内容が自然に頭に入ってきますし、読んでるうちにあれ、これなんだったけ?というものが出てくるのでそこを重点的に見直すことができます。手間なように見えますが効果があると思います。
次に注目してほしいのが教科書の巻末にある「索引」です。索引を上から見ていき気になる言葉をチェックして、そのページを見て内容を確認する。忘れている言葉や紛らわしい言葉をチェックすることができます。社会は覚えることが多いですからね…生徒の答案を見て思うのは、二期作と二毛作どっちだっけ?迷うケースが多いです。自分なりの「迷いやすい用語集」を作るのもいいかと思います。

また、ここ最近の入試では「世の中の動き」を出題されることが多い気がします。少子高齢化の問題で社会保障費が上がっている、温暖化の問題、物価高など。社会の問題に全部つながっていますよね。でも大人だと知っていても中学生だと意外に知らないことが多い。いま世の中ではどんな問題があるのか、どんなことを知るべきか、親子の会話の中でも話してみてください。