2025年に万博を開催する意義は?

そして、今回の万博を開催する「意義」については以下の回答だった。

『大阪・関西万博は、コロナ後、初の万博です。ロシアによるウクライナ侵略、緊迫する中東情勢など、世界が対立・分断し内向きになってしまいそうなときに、世界から日本に集まり、人類の未来を考える好機となるものです。

日本の魅力を世界に発信する機会ともなります。万博を契機に、開催地である大阪・夢洲だけでなく、各地に多くの人々が訪れる流れを生み出し、日本全体に万博の効果を波及させ、その意義を一層高めていきたいと思います。』

いのち輝く未来社会のデザインがテーマの大阪・関西万博だが、総理や政府の見解としては開催する意義は多くの人流を生み出し経済を含めた効果をもたらしたいということらしい。分断する世界において万博が人々の集う機会となり、日本の魅力も伝えながらひいては経済効果も生み出すという狙いで意義としては理解できる。

では、仮に人流が生み出せず期待された経済効果を生まないことになった場合はどうなのか。そう赤字となった場合の責任だ。