4日(火)は北海道・札幌の冬の一大イベント、「さっぽろ雪まつり」が開幕します。札幌の4日の天気は「くもり時々雪か雨」で、最高気温は4度と、平年より5度前後高く3月中旬並みの予想です。ところが、1500キロほど離れた九州・福岡も、4日の予報は「雪時々くもり」で、最高気温は札幌と同じ4度と、こちらは平年より6度低い予想となっています。

今回の最強寒波は「西まわり」と呼ばれ、西の方ほど平年より気温が低くなるというのが特徴です。気象庁が発表している上空1500メートル付近の気温の予測資料では、向こう一週間、札幌上空の寒気の強さはほぼ平年並みな一方、福岡や那覇は平年より5度以上低くなっている期間もあります。

このため、鹿児島県(奄美地方を除く)の週間予報でも4日から連日、雪マークがついています。沖縄ではさすがに雪が降るようなことはないものの、4日の那覇の最高気温は平年より5度低い14度の予想で、キャンプインしたばかりのプロ野球の選手たちにとってはかなり寒く感じられそうです。
