「ディープシークR1」の性能は?
ディープシークが発表したAIの何が衝撃的だったかというと…

べースとなったモデルの開発期間は、わずか2か月。開発費用は9億円と発表。これは破格の安さで、アメリカのオープンAIが開発した「チャットGPT」の10分の1以下といわれています。さらにその性能も、去年9月発表モデルの「チャットGPT」と同じ程度とも報じられています。

ディープシークのAIは対話型で、質問すると何でも答えてくれます。例えば、「トランプ大統領との付き合い方を30文字以内で答えて」と質問すると…「強く毅然とした態度で、交渉を優位に進めるべきです」と回答。

ただ、中国企業が開発しただけに、こんな制約もあります。天安門事件について尋ねると…「回答できません。話題を変えてください」と答えました。