下水道管の補強は簡単ではない…「良い方法を探っている」
そうした中、政府は1月29日、全国の下水道管理者に、今回の陥没場所と同じような箇所の緊急点検を要請しました。浦上教授はこれについて、緊急性の高いものから工事や計画が進められるだろうと推測しています。
では今後、古くなっていく下水道管をどうすればいいのか。大阪府都市整備部の下水道室の担当者は「内側からも外側からも補強する必要があるが、外側からの補強が難しく、良い方法を探っている」としています。
浦上教授も「一度整備した下水道管を掘り返して入れ替えるのは難しく、管の外側の土砂を固めて行う作業は技術が必要でコストもかかる」と話します。














