のり弁・牛めし“完ぺき再現”ふりかけ

さらに、国際ふりかけ協議会の松江さんが注目しているのが、“再現ふりかけ”
様々な店とコラボし“定番メニューをそのまま再現した”ふりかけです。

例えば、「ほっともっと のり弁当味ふりかけ」(ニチフリ/32g・194円)は、海苔やおかかの味はもちろん、揚げ物やきんぴらごぼうもフレークで再現。

西堀部員:
「フライのザクザク感、感じます。ただの海苔のふりかけじゃなくて、ごぼうや天かすみたいな味もする」

「松屋牛めし味ふりかけ」(20g・140円)は、ゴロゴロした具材感のある肉風味フレークを使用。紅生姜まで入って「松屋のタレが完全に再現されている」(西堀部員)

おなじみの中華調味料とのコラボは、
「炒飯風ふりかけ 創味シャンタン使用」(20g・140円)
タマゴフレークにネギ、肉風味フレークと、ご飯にかけるだけで見た目がすでに炒飯です。

西堀部員:
「ちょっと胡椒が効いた感じや、お肉や卵の甘み。完全に中華屋さん」

「焼肉ふりかけ 黄金の味中辛使用」(20g・140円)は、肉のジューシーな感じや、タレの酸味が効いた味で「これもう焼肉onライス。完璧です」(西堀部員)

安住食レポ“お菓子”の再現ふりかけ

“再現ふりかけ”はお菓子の世界にまで!

「ポテトチップスのり塩味ふりかけ」(20g・140円)は、味付けした乾燥マッシュポテトが、湖池屋定番の味と食感を再現。
ご飯にかけて、食べてみた安住紳一郎アナは…

安住アナ:
「ポテトチップスの砕けたものが入っていると思っていたけど、しっとり感もあるし、口の中がギザギザしている感じじゃない。美味しいですね。でもちょっとかけすぎちゃう」

さらに、「タラタラしてんじゃね〜よふりかけ」(味源/25g・216円)は、定番の駄菓子を再現したふりかけ。
細く刻まれた魚肉シート入りで、あのエスニックな旨味が口に広がるとのことですが…

安住アナ:
「これは味のパンチがなかなか。結構辛い。だからちょっとお茶かお味噌汁が欲しいわ」

老舗ふりかけ店も“再現ふりかけ”

1782年創業の『新橋玉木屋』が展開しているのは、トムヤムクンやグリーンカレー、イタリアントマトなど、“世界のグルメ”をふりかけで再現した「世界のふりかけ」シリーズ。

「四川風麻婆豆腐」(8g×2袋・432円)を食べてみると…

西堀部員:
「最初はお肉の旨味。食べ進めると四川麻婆に入っている、あの豆腐の感じがします!」

老舗も参戦し、次々登場する“再現ふりかけ”。
その背景にあるのは「食品の“乾燥技術の進化”。これにより再現がやりやすくなった」(松江さん)とのこと。
今後はどんなふりかけがご飯のお供になるのでしょうか?

(THE TIME,2025年1月29日放送より)