糸島市志摩船越のカキ小屋も大忙し!外国人向けに注文方法も一新

福岡市内から車で40分。糸島市、船越漁港のカキ小屋「ケンちゃんカキ」です。

福岡の冬の味覚は中国人にも人気で、春節のこの時期は大忙しだといいます。

ケンちゃんカキ代表 仲西一男さん
「コロナ前は、観光バスでお見えになっていました。今は家族とか個人が多いですね。ほとんどレンタカーとか、タクシー、路線バスで来ています」

増加する外国人観光客への対応のため、注文方法も変更しました。

ケンちゃんカキ代表 仲西一男さん
「QRコードをスマホで読み込んで注文」「外国の方も見られるように文字を切り替えられる。これがない時は説明が大変だった。あとはどんな品物か聞かれたり。今携帯の通訳アプリもあるから」

英語や中国語など5カ国語に対応。スムーズに注文が入ります。

焼きガキはもちろん、中国ではなかなか食べられない生の岩牡蠣や車エビ、アワビも人気です。

ケンちゃんカキ代表 仲西一男さん
「お金のこと気にせんでどんどんたのみんしゃあ。日本人は値段を先に見るからね」「とにかく糸島に入ってもらったら他の人も潤ってくるし、いいことと思いますよ。糸島にお客さんが入るということは」

「そこまで変化はない」という声も・・・

一方、こんな声も…

西鉄ホテルズ宿泊事業部 吉川敬本部長
「もう少し数が増えるんじゃないかなと思っていましたけど、エリア的にいうと中国からのお客様はそこまで多くはなかったというのが正直なところですね」

天神など、福岡県内で8つのホテルを展開する「西鉄ホテルズ」

春節の期間中も特別な料金設定はありませんが今のところ、変化はあまりないということです

西鉄ホテルズ宿泊事業部吉川敬本部長「通常時に比べると若干増えているんですけど、どちらかというと地域でいうと台湾の方が2%くらい増えていまして、中国からのお客様は通常とほぼ変わらない状態ですね」

春節期間は思ったより宿泊客の数は伸びていませんが、その後は、明るい要素もあるということです。

西鉄ホテルズ宿泊事業部 吉川敬本部長
「今円安の傾向がある関係で、どちらかというと高価格帯のお部屋、少しグレードの高いお部屋が通常よりも売れているような形にはなっています」「これから中国の方も、ビザの緩和が昨年末にされたので、これから中国の方が増えるのを私たちとしてはすごく期待しています