スポーツや文化などの分野で優秀な成績をあげた県内の中学生と高校生を表彰する「宮崎県学生栄誉賞」の授与式が県庁で行われました。

県学生栄誉賞は年に2回選出されるもので、今回は、去年10月の佐賀国スポで活躍した選手などスポーツや文化などの分野で優れた成績を収めた中学生と高校生、合わせて10人が受賞しました。

28日は県庁で授与式が行われ、受賞者らに記念の盾が贈られました。

(佐賀国スポのカヌー競技で優勝 宮崎大宮高校3年・水口晴菜さん)
「これからも更なる高い目標に向かって一層努力し、宮崎県に元気と感動を届けられるよう、日々精進して参ります」

栄誉賞は、今月、皇居・宮殿で行われた新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」で、最年少16歳で入選した延岡学園尚学館高等部1年の森山文結さんも受賞しました。

森山さんの短歌は国内外から寄せられた1万6250首の中から選ばれ、天皇皇后両陛下や皇族方を前に読み上げられました。

(延岡学園尚学館高等部1年 森山文結さん)
「(人生で)一番と言っていいほど、すごく緊張したのですが、すごくいい経験になりました。(歌を詠むのは)できる限り自分が好きでいたいので、趣味と思ってるのですが、とりあえず来年も短歌甲子園に出たいなと思っています」

県学生栄誉賞の表彰は1999年から行われていて、今回を含め、これまでに1454人が受賞しています。