放課後のひと時もコンビニで
そして、待ちに待った昼休み。すでに扉の前には長い列が!
チャイムの音と同時に店内に駆け込んだのは、先頭に並んでいたゴルフ部2年の男子。

肉まん、ピザまん、あんまんにお茶と飴を購入し、「自分はお昼ご飯に命かけてます」とガッツリランチです。
店外には電子レンジ3台に、ポットも4台完備されているので、カップの味噌汁やラーメン、焼きそばなどを美味しそうにすする生徒も。

夕方4時30分。放課後でも店内はまだ賑わっています。
バレーボール部の女子5人組は「部活帰りもほぼ毎日来ている」とのこと。
アイスとパンを購入した女子2人組は、自転車置き場で一緒に食べてから帰宅するのだといいます。

“高校コンビニ”ならではのイベント企画
ところかわって「大阪府立桜塚高校」(大阪・豊中市)に入っているのは『Yショップ』。
ランチの時間に生徒が手にしていたのは、ポテトやお菓子など。
この学校ではお弁当を持ってくる生徒が多く、“小腹を満たす”デリ商品やお菓子が特に人気なのだといいます。

そして、レジでは不思議な光景が…!
生徒たちが会計時にサイコロを振って、キャーキャー大喜びしています。
これも、“高校コンビニ”ならではのサービス。

店舗責任者:
「ダンス部の優勝を学校からお聞きして、『お祝いできたらいいな』と商品をプレゼントする企画を」
2つのサイコロを振って、1つでも「6」の目が出たら景品ゲット!
全国大会でのダンス部の優勝を記念してコンビニがイベントを開催したのです。

ダンス部部長の女子生徒:
「今日の朝知って、嬉しかったです!」
地元密着ならぬ、学校密着。“高校コンビニ”には今しかない時を楽しむ高校生の姿がありました。

安住アナ“名演技”で自説展開
スタジオの“購買”世代からは、高校コンビニに賛否の声が上がった。
THE TIME,1月レギュラーの松丸友紀さん(43)は、「高校時代はチアダンスをやっていたから、学校にコンビニがあってプロテインとか買えたらよかった」と話した。

一方で、「便利すぎていかんと思う」と“難色”を示したのは安住紳一郎アナ(51)。
色々事情はあると思いますが…としながらも「制限がある中で工夫することを学ぶ時間だと思うから」と話した。
また、突然“しわがれ声”で「私はですね高校の前でコンビニを経営しているんですけど…」と安住アナ。「校内で営業されると困るんです。校内でやられちゃキツイんす」と続けた。

松丸さんや宇賀神メグアナがきょとんとする中、安住アナは「高校の前でコンビニを経営している経営者の意見です」と、その気持ちを代弁してみたと話しスタジオを笑わせた。
(THE TIME,2025年1月27日放送より)