27日のニューヨーク株式市場では半導体大手のNVIDIAを筆頭に、ハイテク株が大幅に下落した。引き金を引いたのは中国の新興企業が開発した生成AI「DeepSeek」で、米中のAI開発競争の構図を一変させる「ゲームチェンジャー」ではないかとの見方も出ている。いったい、何が起きているのか?
無名の生成AIアプリが米国内でも1位に

27日のアメリカのアプリストアで、ダウンロード人気ランキングの首位に立っているのが、これまでアメリカでも全く無名だった中国発の生成AIアプリ「DeepSeek」だ。
「ChatGPT」にそっくりの使用感で、英語はもちろん、日本語でも使用することができる。
