青森明の星中学・高等学校で、SDGsをテーマにした研究を発表するコンテストが開かれ、生徒が社会の抱える課題を訴えました。

このコンテストはSDGsに対する理解を高めようと2018年度に始まり、中学生と高校生がSDGsの研究内容やプレゼンテーション能力を競っています。

2025年は高校生5人が出場し、全校生徒約500人の前で熱のこもったスピーチを披露しました。

スピーチの様子
「ガーナのアクラにあるカンタマント市場を紹介します。ここは『古着の終着点』と呼ばれている市場で、水インフラをはじめとしたさまざまなインフラを服が詰まらせてしまっている」

出場した生徒は、発展途上国のスラム街や衣服の不法投棄など国際社会が抱える課題を伝え、自身が考えた解決策を訴えていました。

スピーチを披露・青森明の星高校 吉田龍生さん(1年)
「日ごろ学校にいる皆さんに、こういったSDGsの話をするという機会があまりないものだと思うので、共通認識を図ったり、新たな視点を取り入れることができるこういった場は、貴重だと思った」

生徒たちは5人の発表に耳を傾け、SDGsについての学びを深めていました。