カカオ豆が70パーセント入った萩チョコレート。

「塩チョコレート」は砕いたカカオ豆と、散らした地元の塩が特徴です。夏みかんや、酒かすを使った菓子もあります。

「萩チョコレートガーデン」がオープンしたのは2024年10月31日。「萩を元気に」が出発点です。

オーナーの柴田寿美子さんが年齢や性別、障害など関係なく誰もが働ける場所を目指して立ち上げました。
萩チョコレートガーデン 柴田寿美子オーナー
「10年前に萩総合支援学校で特別支援の仕事をしてまして、障害を持たれた方の職場があったらいいなと彼らが仕事できる先を作り出したいなと。その時からのそれは夢でした」
チョコレートを作る場であり、作る人たちを癒やす場所、食べる人を癒やす場所でもあります。地域の高齢者も働いています。
訪れた客
「いつね、オープンされるかなと思いながら気にしていたので、すごくよく仕上がっていると思います、おいしかったです」
別の客
「チョコレート専門やったらね、なかなかこれだけで売ってるところないもん」

チョコレートの原材料となるカカオ豆は、フィリピンの農家から直接買い付けています。

異常気象などの影響で世界中のカカオが不足するなか、現地の農家と一緒に作業をし、農業機械を提供するなど信頼関係を築いているため、供給の不安はないそうです。